新型コロナワクチンの安全性について
- FLATふらっと
- 9月2日
- 読了時間: 2分

皆さん、こんにちは。「FLAT・ふらっと」です!
今回は、在米の皆さんが気になるであろう新型コロナウイルスワクチンの安全性について、米疾病対策センター(CDC)の情報を基に、わかりやすくお伝えします。
そもそも新型コロナウイルス感染症とは?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2ウイルスによって引き起こされる呼吸器系の病気です。ワクチンを接種することで、重症化を防ぐことができます。アメリカで現在利用可能なワクチンには、正式に認可されているmRNAワクチン(ComirnatyやSpikevax)と、緊急使用が許可されているワクチン(ファイザー・バイオンテック、モデルナ、ノババックスなど)があります。
ワクチン接種後の副反応について
ワクチンを打った後、痛みや疲労感といった一般的な副反応が起こることがあります。これらは体が免疫を作るために反応している証拠で、通常は数日で治まります。
ごくまれに、以下のような重篤な副反応が報告されています。これらは非常に稀ですが、もし当てはまる症状が出た場合は、すぐに医療機関に相談してください。
アナフィラキシー:重度のアレルギー反応。
心筋炎・心膜炎:心臓の筋肉やその周りの炎症。
ギラン・バレー症候群(GBS):免疫システムが末梢神経を攻撃する病気。
血栓症・血小板減少症候群(TTS):血栓(血の塊)と血小板数の減少が同時に起こる病気。
ワクチンの安全性はどのようにモニタリングされているの?
CDCをはじめとする米国の連邦機関は、ワクチンの安全性を継続的に監視しています。そのために、以下のようなシステムが活用されています。
VAERS (Vaccine Adverse Event Reporting System):ワクチン接種後の副反応を報告するためのシステム。
V-safe:CDCが提供するスマートフォンベースの健康チェックツール。
これらのシステムを通じて、多くのデータが集められ、ワクチンの安全性が慎重に評価されています。
CDCのデータによると、ワクチンを接種することで、新型コロナウイルスによる死亡のリスクが大幅に減少します。ワクチンは、私たち自身と周りの大切な人を守るための重要な手段です。不安な点がある方は、かかりつけの医師に相談することをお勧めします。