top of page

6月はプライド月間:誰もが自分らしく、安心して医療にアクセスできる社会へ

  • 執筆者の写真: FLATふらっと
    FLATふらっと
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

街のあちこちでレインボーカラーを見かけるようになった6月は「プライド月間(Pride Month)」です。 LGBTQ+(性的マイノリティ)の権利や文化について理解を深め、誰もが自分らしく生きられる社会を目指すこの1ヶ月。アメリカ各地でも様々なイベントが開催され、賑わいを見せています。

「医療」と「プライド月間」、一見すると少し遠いテーマに思えるかもしれません。しかし、私たちFLATjpが最も大切にしている「誰もが安心して医療にアクセスできること」に、実はとても深く結びついています。


🇺🇸 アメリカの医療現場で見かける「多様性」への取り組み

アメリカの病院やクリニックを受診した際、初診の問診票(Intake Form)でこのような項目を見たことはありませんか?

  • Legal Name(法的な名前) と Preferred Name(呼ばれたい名前)

  • Pronouns(あなたを呼ぶときの代名詞):he/him, she/her, they/them など

  • Gender Identity(性自認) と Sex Assigned at Birth(出生時の性別)

これは、患者さん一人ひとりの「性のあり方(ジェンダーアイデンティティやセクシュアリティ)」を尊重し、医療従事者が適切なコミュニケーションを取るための仕組みです。アメリカの医療現場では、こうした「医療における多様性の理解(Cultural Competency)」が進んできています。


🛑 見えないハードル:二重の「マイノリティ」としての不安

しかし、制度や仕組みが変わっても、当事者の方々が抱える心理的な不安がすぐに消えるわけではありません。

「自分のセクシュアリティや家族の形を、英語でドクターにうまく説明できるだろうか」 「偏見を持たれたり、不快な思いをしたりしないだろうか」 「戸籍の性別と、自分の自認する性別が違うことで、受診をためらってしまう」

アメリカで暮らす日本人という「言語や文化のマイノリティ」であることに加え、LGBTQ+という「性的マイノリティ」であること。この二つの背景が重なることで、医療機関への足が遠のいてしまうケースは少なくありません。

健康上の悩みがあるのに、「自分らしくいられないかもしれない」という不安のせいで医療へのアクセスが遅れてしまうことは、絶対にあってはならないと私たちは考えます。


🌈 FLATjpは、すべての人の「セーフ・スペース(安心できる場所)」です

FLAT・ふらっとのミッションは、在米日本人の健康を守ること。そこには、どのような性のあり方を持つ方も、どのような家族の形を持つ方も、当然含まれています。

私たちの相談窓口やコミュニティは、あなたがあなた自身のままで、何の身構えもなく日本語で話ができる「セーフ・スペース(Safe Space)」です。

  • 「同性のパートナーと子育てをしているけれど、アメリカの小児科でどう説明すればいい?」

  • 「トランスジェンダーとしての医療ケア(ホルモン治療など)について、日本語で誰かに相談したい」

  • 「セクシュアリティに関係なく、ただ一人の人間として健康の不安を聴いてほしい」

どんな小さなお悩みでも、私たちはあなたの声に真摯に耳を傾けます。

💬 FLAT・ふらっとからのメッセージ

健康に生きる権利、そして安心して医療を受けられる権利は、すべての人に平等にあります。このプライド月間をきっかけに、私たちFLAT・ふらっとは改めて「誰もが自分らしく、安心して医療にアクセスできる社会」の実現に向けて、一歩ずつ活動を続けていく決意を新たにしています。

アメリカという広大な土地で、もしあなたが「どこに相談すればいいかわからない」と一人で悩んでいたら、いつでもFLAT・ふらっとのドアを叩いてくださいね。私たちはいつでも、あなたを温かくお迎えします。

コメント


bottom of page